本日は朝から地域の避難訓練がありました。
休みの日の朝8:45出動は、かなりきつかった…。でも、年に一回のことだしと、夫と参加をしてきました。
近所の一時避難所に集合したのち、近くの高校へ集まり、他の地区・組合と合流して、避難してきた家族の名前を書いた用紙を提出します。この紙には、世帯主とその連絡先、その下に家族全体の名前と年齢、体調(健康や怪我の有無など)を記載する欄がありました。あとペットとか。
集まった地域の人はほとんど高齢者ばかり。わたし、40代半ばですがおそらく最年少グループでしょう笑。
杖をついた白髪の方や、前傾に傾いて小刻みに歩く方など、つい歩行を見守りたくなる方も結構いました。
市の役員や、地域ごとの防災担当委員会の方々、場所を提供してくれている高校の関係者などから挨拶や説明を受けた後、クループを炊き出し班やテント設置班に分けて、それぞれの場所に移動。避難所に設定しているとはいえ、場所は高校のピロティや武道場。階段は学生仕様で手すりはなし。階段の段差はさほど高くはないけれど、それは健常者の意見で。移動するにも足元や歩行状態をつい見守ってしまいます。
学校の隅には避難所設置のための防災グッズが置いてあるコンテナがあります。中身はテントやらロープやら毛布やら。食料はほとんど入っていないそうです。学生用の防災コンテナには食料品がほとんどとのことでしたが、学生が使うものなので我々は触らない、とのことでした。
ここの高校には体育館というものがなく、避難用のテントを設置するのは武道場と呼ばれる建物の中で、さほど広くはありません。なので、家が倒壊したり半壊して住める状況ではない場合以外は避難しにきてほしくない、自宅避難でお願いします、とのお達しでした。
また、介助が必要な人や病気がある人、妊娠中の人などには他に避難所を用意するようなので、今日避難訓練に使用した会場以外の場所に避難になるようです。ただ、ちょっと調整に時間がかかるとのことでした。
その他、その地域に住んでいる人以外でも、避難ができるそうなので、もし他県から来ている時に被災しても、きちんと受け入れてくださるようなので、そこは安心です。
わたしが住んでいる地域では震度6弱の地震で、避難所が開設され、24時間以内に避難が可能になるそうです。車での避難も一応許可はあるようですが、条件付きのようなので、その時は確認が必要になるかと思います。
避難所の運営は避難してきた人によって行われ、みんなが協力して助け合いながら生活していくことになるそうです。炊き出しも、避難所の人々が行うのですが、避難所にきていなくても配給は受けられるとのことなので、自宅避難していても食事をもらいにいくことはできるそうです。ただ、受付で登録が必要とのことでした。
ペットの避難も可能ですが、テントを設置した建物の中にはアレルギーの問題もあり、入れることはできないそうです。そのため、ケージを持参して欲しいとのことでした。また。ペットの食事や水は飼い主の責任で持参を。ということでした。わんちゃんや猫ちゃんも大切な家族ですから、別生活になるとはいえ、一緒に避難ができるのは安心ですよね。
今回、自治会に参加している人でさらにそこからの有志の参加で、かなり高齢な方が多い印象でしたが、そんな方々が避難所でテントを率先してはり、炊き出しのための窯を出したり火を起こしたり。避難訓練に参加しているから、知っているからやらざるを得ない状況にはなってしまいますが、もうすこし若い世代が訓練に参加をして、実際避難生活が行われる際にリーダー的に活躍していただけると心強いのにと感じました。
わたしの所感ですが、他の地域の避難訓練はどのような感じだったのか、気になりました。
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