選択肢の幅を広げるために、できないことは訓練をすること。
ALSの友人に会ってきました。
夏まではリハビリのデイケアに通所できていましたが、症状が進み通所が困難になり通所できなりました。
そんな彼女に半年ぶりに会いに行きました。
病気が進んでいるだろうなと思いながら訪問すると、一人暮らしをエンジョイしてました笑
24時間の介護を受けながら、マンションの一室で自由に生活をされていました。ちょっと安心した笑
トイレも食事の準備も清潔も立つことも、介助なしでは難しい状態でしたが、一人暮らしは可能だということ目の当たりにしました。
そこで学んだこと。
健常者がおむつ内に排泄することはとても難しいことです。どんなに頑張っても、絶対にできない。尿意があるうちはトイレで、なんて言われるけれど、病気ならばそれも排泄手段の選択のうちになる、ってこと。
車椅子で入れる設備のないトイレでは、排泄できないので、どうしてもおむつ内に排泄することが必要になる。でも、通常なら絶対に出せない、やってみたことあるけど、絶対に出ない😫
「1年くらい、練習しました」
と、一言。手段の一つとして、その選択もしなくてはならないことを知り、それに対して練習・訓練をしていくこと。
わたしは日常生活の中で、つい「それは無理。できない!」と決めつけてしまうことも多いですが、練習・訓練すればできることもあり、今まで「それができる様になるにはどうしたらいいのだろう」と考えることをしなかった様に思う。
逃げ道があったからなのかも。それをやれなくても、別に死ぬ訳じゃない。
でもそうやって逃げていると、視野も選択肢も減って行く。
あぁー…自分で限界を作ってしまっていたんだなぁ、と…。
排泄の話だけでも、深い学びになりました。
また会いに行きます☆
コメント